髪の毛の話 (参考PDFはコチラ)

美容室で、髪型やカラー等、デザインする上で大切な事は、お客様の要望やライフスタイル等を聴き取り、次に、人それぞれ違った素材「髪質、毛流、骨格」等を読み取る事から始まります。ただ、髪といっても1本1本、根本と毛先でもダメージレベルが違い、また部位により毛の太さや生え癖等も異なります。パーマやカラーの持ちが違ったり、ツヤやパサつき、ボリューム等が気になったりと・・・なぜ?と思う事が誰でも1度はあると思います。
髪の毛の主成分は、シスチンを含んだケラチンという物質から出来ています。シスチンの含有量は14~18%程ですが、遺伝や食生活、ライフスタイル等によっても異なります。
一般にシスチンは、耳にした事があまり無いかもしれませんが、硫黄を含むアミノ酸で、硬くしっかりとしたタンパク質を作ります。またシスチンの結合により弾力性や強度等の違いが生まれます。またパーマ施術は、この結合を切断したり再結合させる事で、成り立っています。
次に、髪の毛の構造についてお話します。構造は大きく3層に分けられ、毛の一番外側表面部をキューティクル(10~15%)が覆いこの量が多い程毛髪は硬くなります。次に内部をコルテックス(85~90%)とよび、毛髪の性質を左右している重要な部分です。最後に芯の部をメデュラ(微量)とよびます。性質としてキューティクルは、疎水性で硬いタンパク質になり、根元から毛先に向かってうろこ状に重なり合い、毛髪保護やツヤ、クシ通り等を決定します。また水分撥水、パーマ剤の浸透やカールのもち、カラー剤の浸透や色もちにも関係します。次にコルテックスは毛髪の大部分を占め、葉巻状の角化したケラチンタンパク質で繊維質と間充物質で構成され、細胞の核残基が残っている他、メラニン色素を含みます。パーマやカラーの働きや持ちが作用する部分としても関連性の強い場所です。メデュラは、中心部に在り空洞化した蜂の巣状のタンパク質で、今だに機能は十分に解明されていませんが、保温の役割や毛の太さと関係があると考えられます。
最後に髪が傷む要因としては、紫外線・乾燥・熱・摩擦・塩素や海水・薬剤・ストレス・栄養不良・ホルモンバランス等があげられます。また、上記で述べた毛髪の構造バランスが崩れることにより、見た目や手触りに違いが生じます。
毛髪は肌等と違い、毛髪自体に自己修復機能はありません。よって毛髪を保護したり、改善するには、トリートメント等でタンパク質や髪に必要な成分PPTを補うか、新しく生えてくる毛を元気なものにする為、ヘッドスパ等でマッサージし血行を良くし清潔に保ったり、タンパク質、ミネラル、ビタミンなど日頃からバランスの摂れた食事や良質な睡眠、ストレス軽減をはかることが大切です。
ここでいくつか髪質改善に用いられる代表的なPPT(加水分解したタンパク質)の成分による質感の違いを紹介しておきます。

☆ハリコシ感・・・ケラチンPPT
☆しっとり感・・・コラーゲン・大豆・小麦・ミルクPPT
☆ツヤサラ感・・・シルク・パールPPT

*補足として髪のダメージレベルにより、髪に毛の損傷度合いが異なります。PPTの分子量にも様々な大きさがありますので、ダメージレベルに合わせたPPTを使用することが効果的です。簡単に言うと分子量の大きさの違いは、髪に無数の痛んだ穴ぼこが空いていると考えた時、その大きさに合わせたタンパク質を補うと考えると分かり易いと思います。当店にも多種多用のPPTを揃えておりますので、過度なダメージを予防し、髪をいたわりながら一緒に上手にお洒落を楽しみましょう。

どうして白髪になるの?(参考PDFはコチラ)

日本人の髪の色は、ほとんどが黒っぽく、これは頭皮を紫外線の有害作用から守る毛髪中のメラニン色素の種類や量で決まります。
白髪はメラニンの量がほとんど無い状態と考えられ、日本人の白髪の平均的な発生率は、男性で34歳、女性で35歳といわれています。
またメラニンの種類は大きく2つに分けられ、ユウメラニン(黒褐色系)とフェオメラニン(黄褐色系)とに分けられ、メラニンの量の多い順に「黒→茶→赤→オレンジ→黄色」と変化します。日本人はユウメラニンが多く、ブリーチをするとそれが壊され、見た目が変化するのはこの為です。
白髪の発生原因は今だに明確になっていませんが、考えられる要因はいくつかあります。メラニンを造るメラノサイトの機能低下によりメラニン量の減少、毛球部の色素細胞系の働きと変化、遺伝、ストレス、栄養障害、生活環境等と考えられます。
ただ気になるからと、白髪を抜くと毛根に負担が掛かり、頭皮を傷つけるので注意しましょう。改善策は、環境改善や遺伝などの場合、白髪を活かすか、数本であれば根元からカットする、白髪染めがあげられます。白髪染めには、ヘアマニキュア・ヘナ・酸性カラー・アルカリカラー等がありますが状態によって選択が変わってきます。お気軽にご相談下さい。
髪をいたわりながら、お洒落を楽しみましょう。

クセ毛とは? (参考PDFはコチラ)

日本人の場合、直毛の割合が大部分を占めます。他にもうねった波状毛や縮毛だとか、人によってクセの強弱や形状は異なります。その違いは毛根の形によって決まり、直線状や湾曲度合いの違うもの等があります。毛の断面を見てみると直毛の場合は円形に近く、波状毛は楕円形、縮毛は扁平といった形に分けられます。毛の形は直毛が真っすぐ、波状毛は弧状、縮毛は湾曲しているのが特徴です。
クセ毛は遺伝的なもので、子供の頃は毛が軟毛でそんなにクセが強くなくても大人になり本来のクセの特徴が現れたりする場合があります。湿気の多い季節には、まとまりにくくなり特に気になりますよね。クセ毛の場合、質感的に手触りがザラザラしたり、光が乱反射することでツヤが無く見えたりもします。
改善策はこのクセ毛を活かしたスタイル作りか、ストレートパーマ、縮毛矯正等があげられます。
ストレートパーマや縮毛矯正をうける場合は、パーマ剤やアイロンから余分なダメージを予防する為、過度な熱処理に注意し、トリートメント配合のパーマ剤やPPT等を補いながら負担を和らげることをお勧めします。当サロンでは、PPT(加水分解たんぱく質)のご用意も有ります。ストレートパーマ・縮毛矯正剤にもトリートメント配合の物を使用していますので、気になる事がありましたらお気軽にご相談ください。

髪の毛は、1日にどれくらい抜けるの?(参考PDFはコチラ)

1日に約50~100本程抜けると言われています。人間の頭皮には約10万本生えており、毛包の奥の毛乳頭が無ければ毛が生えることはありません。毛包の数は、誕生した時に既に決まっています。よって成長するにつれてこの数が増減することはありません。では何故、地肌が透けて見えたりする様になるのでしょうか。大きな理由として、加齢により髪質が硬毛から軟毛に変化したり、1つの毛穴から約2~3本生えている毛が減り、張りがなくなったり、ヘアーサイクルの乱れ、加齢やホルモンバランスの崩れが要因で、毛髪1本1本が衰える事が考えられます。他にも脱毛の要因としては、遺伝、ストレス、生活環境、栄養障害などがあげられます。
通常、毛髪には毛周期といって、4つに分けられたヘアサイクル(成長期・退行期・休止期・発生期)があります。簡単に言うと毛髪各所でバランスよく古くなった毛は抜け、次の準備をし、新しい毛が発生、成長し続けるまでの工程です。伸び続ける成長期は、全体の85~90%を占め男性で3~5年、女性で4~6年程と言われ、退行期(1%)まで成長を続けています。休止期(3~4ヶ月)の占める割合は、10~15%程でこの間は絶えず自然脱毛し、発生期には、この古い毛を押し上げ新しい毛が生えてきます。このような仕組みで毛は自然に生えかわっているのです。
脱毛の要因を減らし健康な頭皮を保つために、日々のストレスを緩和し、食生活の改善、良質な睡眠、ヘッドスパ等によるマッサージで不純物を取り除き血行を良くすることを心掛けましょう。
また、毛髪が一度に大量に抜けたり、うぶ毛のまま毛根が先細りして抜けることが多い場合は注意が必要です。
最後に、「頭皮の色によるサインを見てみましょう」

青色・・頭皮が健康な状態
白い・・乾燥気味
黄色・・脂分が多い
茶色・・日焼け・血行不良
赤い・・炎症・ストレス

等が考えられます。“綺麗な髪は健康な頭皮から”頭皮もお肌の延長です。
当サロンには、ヘッドスパ等のご用意も有ります。一緒にオシャレを楽しみましょう。

 

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